「あれ?おしゃぶりどこいった?」
公園で子供が泣き出した瞬間、バッグの中を必死にかき回した経験、ありませんか?
こんにちは。ラグジュアリーブランドで長年バッグの企画・販売に携わり、現在は2児の母として戦場のような毎日を送っているバッグ愛好家です。
プロの目線で見ると、実は「使いにくいバッグ」の正体は、バッグそのものではなく「中身の散らかり」にあることがほとんどなんです。
大切なブランドバッグの裏地をジュースのシミから守り、なおかつ「秒」で必要なものを取り出す。それを叶えるのが優秀なバッグインバッグです。
今回は、私の失敗談とプロの知識を詰め込んだ、本当に使えるアイテムを厳選しました。
この記事でわかる4つのポイント
- リュック・トート別!失敗しないバッグインバッグの選び方
- ECサイトで高評価&プロも納得の厳選おすすめ6商品
- バッグの型崩れを防ぎ、寿命を延ばすプロのコツ
- 「荷物迷子」を卒業するための収納ルール
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なぜマザーズバッグに「インナーバッグ」が必須なのか?
「ポーチで小分けにしているから大丈夫」と思っていませんか?実は、ポーチとバッグインバッグは似て非なるものです。
ラグジュアリーブランドの現場でも、お客様には必ずインナーバッグの使用をおすすめしていました。その理由は、単なる整理整頓以上のメリットがあるからです。
1. 大切なバッグの「寿命」を延ばす
マザーズバッグとしてブランドバッグや上質なトートを使いたい場合、一番の敵は「内側の汚れ」と「型崩れ」です。
お菓子の食べこぼし、ペンのキャップ外れ、マグからの液漏れ……。直接バッグの裏地が汚れると、クリーニング代は高額になりますし、最悪の場合シミが取れません。バッグインバッグは、いわばバッグのための「下着」のようなもの。汚れを受け止め、バッグ本体を守ってくれるのです。
2. 「バッグの着替え」が10秒で完了する
「今日はパパに預けるからリュックで」「今日は買い物だからトートで」。
シーンに合わせてバッグを変える時、中身を一つ一つ移し替えるのは大変ですよね?忘れ物の原因ナンバーワンもこの「入れ替え時」です。
バッグインバッグごとスポッと移動させれば、10秒で準備完了。忙しいママの朝に、この時短効果は絶大です。
失敗しない!マザーズバッグ用インナーバッグの選び方
ショッピングサイトには星の数ほど商品がありますが、適当に選ぶと「逆に使いにくい」という悲劇が起きます。
私が実際にいくつも試して気づいた、選び方の鉄則をお伝えします。
トート派は「自立する固め素材」
クタッとしたキャンバストートなどは、中身が少ないとフニャッとしてしまい、モノが探しにくくなります。
トート派の方は、フェルトや厚手の帆布など、しっかり自立する素材を選びましょう。バッグインバッグが芯材の役割を果たし、バッグのシルエットも美しく保てます。
リュック派は「縦型(深型)」一択
普通のバッグインバッグをリュックに入れると、底の方に沈んでしまい、上の空間(デッドスペース)が活用できません。
リュックの中で荷物が雪崩を起こさないよう、「縦型」や「リュック専用」と書かれたものを選んでください。これだけで「下の荷物が取れない!」というストレスから解放されます。
衛生面なら「メッシュ&洗濯可能」
ミルクの吐き戻しや、お菓子の粉。マザーズバッグの中は意外と汚れています。
清潔さを保ちたいなら、洗濯機で丸洗いできるナイロンメッシュ素材が最強です。中身が透けて見えるので、「あ、おしりふきが無い!」という補充忘れも防げますよ。
【プロ厳選】マザーズバッグにおすすめのバッグインバッグ6選
それでは、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングで人気があり、かつ私の目利きで「これは使える!」と確信した6つのアイテムをご紹介します。
あなたの持っているバッグのタイプに合わせて選んでみてくださいね。
「ロンシャンを使っているけれど、中で物が迷子になる」「くたっとして自立しない」という悩みを解決するならこれ一択です。
しっかりとしたフェルト素材が芯代わりになり、バッグがシャキッと自立します。仕切りタイプが選べますが、マザーズバッグ用なら「3等区切り(B-type)」がおすすめ。哺乳瓶や水筒を立てて収納でき、オムツセットもすっぽり収まります。
💡口コミの傾向:
「バッグLサイズなら大サイズで程よいゆとり」「フォグブルーなどの淡い色は中身が見やすい」「安っぽくなく、バッグの形が綺麗に出る」と絶賛されています。
ミルクの吐き戻しや、お菓子の汚れが気になるママには、塩化ビニール(PVC)素材のこちらが最適です。
布製と違って水に強く、汚れてもサッと拭き取れるのが最大のメリット。さらに丸洗いもOKなので、常に衛生的に保てます。カラーバリエーションが豊富なので、バッグの中で目立つ色を選べば、薄暗い場所でも荷物がすぐに見つかります。
💡口コミの傾向:
「カバンの形がキープされる」「汚れても洗えるのが良い」「ポケットが多くて整理しやすい」と、実用性重視の方に選ばれています。
リュックや深めのトートバッグを使っている方におすすめなのが、この「深型」です。
一般的なバッグインバッグだと高さが足りず、上の空間が無駄になりがちですが、これは縦に収納エリアを確保できます。リュックの中で荷物が地層のように積み重なるのを防ぎ、「下の物が取れないストレス」から解放されます。
💡口コミの傾向:
「リュック特有の底だまりが解消された」「シンプルでおしゃれ」「へたらず自立する」と、デザインと機能の両立を求めるママに人気です。
ユーザーの声をもとにリニューアルされた、使い勝手抜群の縦型インナーバッグです。
ポケットの比率を「2:1」にするなど、実際の出し入れのしやすさを追求。マルニのバッグやマリメッコのトートなど、深さのあるバッグを使っている方に特にフィットします。マチが9.5cmと程よく、大きなバッグの中で埋もれず、定位置が決まります。
💡口コミの傾向:
「マルニのバッグが使いやすくなった」「水筒や日傘が倒れない」「ポケットの配置が絶妙」など、特定のバッグに合わせて購入する方が多いようです。
「やっぱり無印が好き」というママは多いはず。硬めのナイロンメッシュ素材で、薄型なのにへたりません。
A4やB5などサイズ展開が豊富で、書類や母子手帳ケースと合わせてスッキリ収納できます。装飾が一切ない究極のシンプルさは、パパとバッグを共有する際にも違和感がなく、「あれどこ?」と聞かれるストレスから解放されます。
上級者の「バッグインバッグ活用術」Q&A
最後に、私が実際に実践しているちょっとしたコツをQ&A形式でご紹介します。これを知っておくと、よりスマートに使いこなせますよ。
Q. ポケットが多すぎて逆にどこに入れたか忘れます……
A. 「定位置」を決めたら、絶対に変えないこと!
人間が一度に覚えられる場所は限られています。「右のポケットはスマホ」「真ん中のファスナーは鍵」と決めたら、どんなに急いでいてもそこに戻す癖をつけましょう。
慣れてくると、バッグの中を見なくても手探りだけで取り出せるようになります。これが「達人」への近道です。
Q. 小さいバッグの時はどうしていますか?
A. 「必要最低限セット」をポーチにまとめています。
近所の公園やスーパーへ行く時用に、オムツ1枚・おしりふきミニ・ビニール袋を入れた小さな巾着を用意しています。
バッグインバッグからこの巾着だけを抜き取って、ミニショルダーに移すだけ。これなら入れ替えも一瞬です。
まとめ:バッグインバッグで育児のストレスを減らそう
マザーズバッグの中身が整うと、心にも余裕が生まれます。
「あれがない!」と焦る時間がなくなり、子供と向き合う時間が増える。そして何より、お気に入りのバッグを長く綺麗に愛用できる。
たかが収納、されど収納です。ぜひ、あなたのライフスタイルに合った「運命のバッグインバッグ」を見つけてみてくださいね。
整理整頓で毎日をもっとハッピーに
今回ご紹介したアイテムは、どれも先輩ママたちの口コミで評価が高いものばかり。
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