「何リットルあれば足りるのかな?産まれてから買ったほうがいい?」赤ちゃんを迎える準備はワクワクする反面、初めてのことばかりで迷ってしまうことも多いですよね。特にマザーズバッグは、これから始まる赤ちゃんとのお出かけを支えてくれる大切なパートナー。だからこそ、「買ってから後悔したくない」と思うのは当然のことです。ネットで検索すると「大容量が一番!」「いやいや、小さい方が動きやすい」といろいろな意見が出てきますが、実は「正解のサイズ」はママのライフスタイルによって少しずつ違います。
この記事では、たくさんのママたちの声を聞いてきた視点から、あなたにぴったりの容量(リットル)を見つけるお手伝いをします。難しい用語は使わず、実際の生活シーンをイメージしながら、わかりやすく解説していきますね。
🌸 この記事を読むとわかること
- 自分の生活スタイルに合った「理想のリットル数」
- それぞれの容量に「具体的に何が入るのか」
- 産後のバタバタを回避するための「おすすめの購入時期」
- 今、おしゃれなママたちに選ばれている厳選バッグ5選
1. マザーズバッグの容量、あなたには何リットルが必要?
マザーズバッグを選ぶとき、「大は小を兼ねるから、とりあえず一番大きいものを買っておこうかな」と思っていませんか?
もちろん荷物がたくさん入ることは大切ですが、必要以上に大きなバッグは、かえって移動の負担になってしまったり、ベビーカーのフックにかけた時にバランスを崩しやすかったりすることも。
まずは、ご自身の普段の移動手段や、どんなお出かけが多くなりそうか想像してみましょう。
あなたの「ぴったりサイズ」診断
以下の表を見て、ご自身がどのタイプに当てはまるかチェックしてみてくださいね。
| タイプ | おすすめ容量 | こんなママにおすすめです |
|---|---|---|
| スマート派 | 12L〜15L | ・基本は車での移動(ドア・トゥ・ドア) ・完母でミルクセットの持ち歩きがない ・近所の公園やスーパーへのお出かけがメイン |
| バランス派 (一番人気) |
18L〜20L | ・電車やバスでの移動も想定している ・ミルク育児(お湯や哺乳瓶が必要) ・半日以上のお出かけを楽しみたい |
| しっかり準備派 | 25L〜30L | ・双子ちゃん、年子育児中のママ ・心配性で着替えやおむつを多めに持ちたい ・実家への帰省や旅行にも使いたい |
もし「どれにも当てはまる気がする…」と迷ってしまった場合は、真ん中の「18L〜20L」を選んでおくと、日常使いからちょっとした遠出まで幅広く対応できるので安心ですよ。
2. 容量別にシミュレーション!何がどれくらい入るの?
「15リットル」「20リットル」と数字で言われても、実際にどれくらいの荷物が入るのか、パッとはイメージしづらいですよね。
ここでは、それぞれのサイズに実際に収納できるアイテムをリストアップしてみました。「これくらいの荷物なら、このサイズで十分なんだ!」という目安にしてみてください。

① 12L〜15L(コンパクトサイズ)
A4サイズのクリアファイルがぴったり入るくらいの、小ぶりで可愛らしいリュックやトートバッグです。

👜 このサイズに入るものリスト
- おむつポーチ(おむつ3枚+おしりふきミニサイズ)
- 着替え1着(薄手のロンパースなど)
- 授乳ケープ
- 母子手帳ケース・お財布・スマホ・鍵
- ミニタオル
- 小さなマグやおやつ
どんなシーンで便利?
「天気がいいから公園に行こうかな」「ちょっとスーパーまで」という時のお供に最適です。荷物が少ない分、バッグ自体が軽いので肩への負担が少なく、身軽に動けるのが嬉しいポイントですね。
② 18L〜20L(スタンダードサイズ)
一般的なデイパックや、使いやすい大きさのトートバッグです。多くのママが最初に選ぶ「失敗の少ないサイズ」がこちらです。

👜 このサイズに入るものリスト(15Lの中身にプラスして…)
- 調乳セット(哺乳瓶2本・500ml魔法瓶・粉ミルク)
- しっかりした着替えセット(肌着・服・スタイ)
- おむつポーチ(おむつ5〜6枚+おしりふき通常サイズ)
- おくるみ(薄手)やブランケット
- ママの飲み物(ペットボトル)
- ちょっとしたお化粧ポーチ
どんなシーンで便利?
検診の待ち時間や、電車に乗ってショッピングモールへ行くなど、半日外にいる場合にちょうど良いサイズです。抱っこ紐を使いながら背負っても、ボリューミーになりすぎず、スマートにおしゃれを楽しめます。
③ 25L〜30L(大容量サイズ)
スーパーの買い物カゴがひとつ入るくらいの、頼もしい大きさです。荷物が多い日でもサブバッグを持たずに済むのが魅力です。

👜 このサイズに入るものリスト(20Lの中身にプラスして…)
- 離乳食セット(お弁当箱・カトラリー・エプロン)
- 抱っこ紐(使わないときは畳んで収納できます)
- 冬場の厚手のアウターやバスタオル
- 上の子のお着替えやおもちゃ・絵本
- ママの荷物もしっかり収納
どんなシーンで便利?
「今日は一日中外で遊ぶぞ!」という日や、実家への帰省、一泊旅行などに大活躍します。荷物が増えても「入りきらないかも…」というストレスがないのは、ママの心の余裕につながりますね。
3. マザーズバッグは「いつ買う?」おすすめのタイミング
「赤ちゃんが生まれて、実際に生活してみて、どれくらい荷物が必要かわかってから買ったほうがいいのかな?」と考えている方も多いかもしれません。
でも、先輩ママとしてのアドバイスは、「妊娠中の動けるうちに準備しておく」のがおすすめです。具体的には、妊娠8ヶ月(妊娠後期)に入る頃までに用意しておくと安心ですよ。
理由①:産後はゆっくり選ぶ時間がなかなか取れない
赤ちゃんが生まれると、生活は一変します。3時間おきの授乳、頻繁なおむつ替え、抱っこでの寝かしつけ…。睡眠時間を確保するのにも精一杯で、スマホでゆっくりバッグを比較検討する余裕はなかなかないのが現実です。
「とりあえずこれでいいや」と慌てて購入するよりも、時間のある妊娠中に、お気に入りのデザインや機能をじっくり選ぶほうが、満足のいくバッグに出会えます。
理由②:「陣痛バッグ・入院バッグ」として使える
これが一番のメリットかもしれません。購入したマザーズバッグは、産院へ行くときの「入院バッグ(陣痛バッグ)」として活用できるんです。
ご自身のパジャマ、産褥ショーツ、タオル、洗面用具などを詰めて、玄関にスタンバイさせておきましょう。そして退院するときには、中身を赤ちゃんの荷物に入れ替えて帰る。この流れがとてもスムーズで無駄がありません。
4. 「ダサい」「時代遅れ」なんて気にしない!長く愛せる選び方
マザーズバッグを探していると、検索候補に「〇〇(ブランド名) ダサい」「マザーズバッグ 時代遅れ」といった言葉が出てきて、不安になることがあるかもしれません。
でも、安心してください。そうした言葉が出てくるのは、そのブランドやバッグが「あまりにも人気で、多くのママが使っているから」であることがほとんどです。「みんなが持っている=使いやすさが証明されている」ということでもあります。
大切なのは、流行り廃りよりも「今のあなたの生活を助けてくれるかどうか」です。
✨ 失敗しない選び方の3つのポイント
- パパとシェアできるデザインか?
休日はパパが荷物を持ってくれることも多いはず。パパが持っても違和感のない、シンプルやユニセックスなデザインを選ぶと、家族みんなで長く使えます。 - バッグ自体が重くないか?
中に入れる荷物はどうしても重くなります。バッグ本体はできるだけ軽い素材(ナイロンやコットン、ネオプレン素材など)を選ぶのが、肩こりを防ぐポイントです。 - ポケットの位置はわかりやすいか?
「あれ?鍵どこいった?」「スマホがない!」と玄関先で焦らないために、定位置を決められるポケットがあると便利です。
5. 今選ぶならコレ!おしゃれ&高機能な厳選おすすめバッグ5選
ここからは、数あるマザーズバッグの中から、「機能性」「デザイン」「軽さ」のバランスが良く、先輩ママたちからの評価も高い5つのアイテムを厳選してご紹介します。
「どれにしようか迷っちゃう」という方は、この中からご自身のスタイルに合うものを選んでみてくださいね。
● 1. 王道の可愛さ!gelato pique「2way ママリュック」
「ジェラピケ」らしい優しい雰囲気はそのままに、驚くほど機能的に作られたリュック。トートとしても持てる2WAY仕様です。
一見シンプルなリュックですが、中はマザーズバッグとしての工夫がいっぱい。抱っこ紐をつけたままリュックを下ろせるバックルや、パパとも共有しやすいチャコールグレーなどのカラー展開が魅力です。「いかにもマザーズバッグ」というデザインが苦手な方にもおすすめできる、上品な可愛らしさがあります。
● 2. 旅行もOK!大容量「NARAM WEEKEND BAG」
「ウィークエンド」の名の通り、週末旅行や入院バッグに最適なビッグサイズ。横幅が広く、荷物の出し入れがスムーズです。
肌触りの柔らかなコットン素材のタオル地ビッグトート。横幅46cmの大容量で、マザーズバッグや旅行用としても絶大な人気を誇ります。フロントのロゴデザインがアクセントになり、大きいサイズでもスタイリングの邪魔をしません。
【おすすめポイント】 「BabyPink-SkiPatrol」や「Creme-Ink」などの人気色は即完売することも。子供全員分の着替えやオムツ、水筒におやつと、とにかく荷物が増えがちな乳幼児ママの強い味方です。
あわせて読みたい
● 3. 洗える清潔感!q bag paris「nest zip M」
インスタグラムで話題沸騰。ウエットスーツ素材のような「ネオプレン」を使用しており、とにかく軽くて洗えるのが最大の魅力です。
● 4. パパとのシェア率No.1!THE NORTH FACE「ジェミニ」
アウトドアブランドならではの耐久性と、背負い心地の良さは別格。パパと兼用したいご家庭に一番選ばれているモデルです。
22Lという容量は、普段使いからちょっとした遠出まで対応できる「黄金サイズ」。肩のクッション性が高く、荷物が重くなっても疲れにくいのが特徴です。ロゴも控えめでどんな服装にも合わせやすく、「パパ、これ持っといて!」と渡しても喜んで背負ってくれるスタイリッシュさが人気です。
● 5. 上品さを忘れない。agnes b.「2wayマザーズバッグ」
フレンチカジュアルの代名詞。デザイン性の高さと、ママの欲しい機能を両立させたロングセラーアイテムです。
このバッグの隠れた名機能は、底面に収納された「おむつ換えシート」。公園のベンチや、外出先の台が少し気になるときも、サッと敷くだけで清潔なスペースを作れます。リュックにもトートにもなるので、ベビーカーの時はトート、歩くときはリュックと使い分けもスムーズ。「ママになってもおしゃれを楽しみたい」という気持ちを満たしてくれるバッグです。
アニエスベーを検討中の方は必見!
6. まとめ:未来の自分のために、今お気に入りを準備しよう
記事を読みながら「これだ!」と思うサイズや、気になるバッグは見つかりましたか?
- 失敗したくないなら「18L〜20L」のバランスサイズ
- 大荷物への不安を消したいなら「25L以上」や「NARAM WEEKEND BAG」
- 産後のバタバタを回避するために「妊娠8ヶ月まで」に準備
マザーズバッグは、単なる荷物入れではありません。大変な育児期間を、一番近くで支えてくれる「相棒」のような存在です。
お気に入りのバッグがひとつあるだけで、億劫になりがちな「赤ちゃんとのお出かけ」が、楽しみなイベントに変わることもあります。ぜひ、ご自身がときめくバッグを見つけて、安心して赤ちゃんを迎える準備を整えてくださいね。
素敵なマザーズバッグと一緒に、
赤ちゃんとのかけがえのない時間が
もっと楽しくなりますように🌸






