こんにちは!500種類以上のバッグをレビューしてきた、バッグコンシェルジュのYUIです。
「結婚式にお呼ばれしたけど、どんなバッグを持っていけばいいの?」「もしかして、このバッグはマナー違反…?」なんて、悩んでいませんか?せっかくのお祝いの席で、自分だけ浮いてしまったらどうしよう…と不安になりますよね。
でも、ご安心ください!結婚式のバッグマナーは、ポイントさえ押さえれば決して難しくありません。
この記事では、10年以上バッグ業界に携わってきた私が、恥をかかないための結婚式バッグのルールを、誰にでも分かりやすく徹底解説します。最後まで読めば、自信を持ってパーティーに参加できるようになりますよ。
この記事を読めばわかること
✔ 恥をかかない!結婚式バッグの基本マナー
✔ 一目でわかる!OK・NGバッグの具体例
✔ 立場や年代に合わせた最適なバッグの選び方
✔ 賢くお得に素敵なバッグを用意する方法
まずはコレだけ押さえて!結婚式バッグの基本マナー5箇条
結婚式の主役はあくまで新郎新婦。ゲストは、お祝いの気持ちを表現するにふさわしい、品のある装いを心がけることが大切です。まずは、絶対に押さえておきたい5つの基本マナーから見ていきましょう。

この5つを覚えるだけで、バッグ選びの失敗はぐっと減りますよ。一つずつ丁寧に解説していきますね!
①大きさは?パーティーバッグが基本
結婚式に持っていくバッグは、小さめサイズのパーティーバッグが基本です。
具体的には、ご祝儀袋、スマートフォン、小さめのお財布、ハンカチ、リップなど、必要最低限の荷物が入るくらいの大きさが理想的。椅子に座ったときに、背もたれと自分の間に置けるサイズ感をイメージすると分かりやすいですよ。
大きなバッグや通勤に使うようなトートバッグは、カジュアルな印象を与えてしまうだけでなく、「お祝いの席に多くの荷物を持ち込む=長居するつもり」と捉えられかねないため、クロークに預けるのがマナーです。
②素材は?避けるべき素材とおすすめ素材
素材選びも、フォーマルな場では重要なポイントです。華やかで上品な素材を選びましょう。
- 【OKな素材】
サテン、シルク、レース、ベロア、エナメル、ラメ、ビーズやスパンコールが施されたものなど。光沢感やハリのある素材は、お祝いの席に華を添えてくれます。 - 【NGな素材】
コットン、麻、デニムなどのカジュアルな素材は避けましょう。また、ファーやアニマル柄(ヘビ革、ワニ革、ヒョウ柄など)は、「殺生」を連想させるため、お祝いの席では最大のタブーとされています。本革であっても、アニマル柄が型押しされているものは避けた方が無難です。

うっかりアニマル柄を選んでしまう方、意外と多いんです…。お祝いの気持ちを大切に、素材選びは慎重に行いましょうね。
③色は?お祝いの場にふさわしいカラーを選ぼう
ドレスと同様に、バッグの色にもマナーがあります。
基本的には、ベージュ、シャンパンゴールド、シルバーなどの明るく上品な色がおすすめです。どんな色のドレスにも合わせやすく、一つ持っておくと重宝しますよ。
もちろん、ネイビーやボルドー、モスグリーンなど、ドレスに合わせた差し色を選ぶのもおしゃれです。
「黒いバッグはダメなの?」という質問もよくいただきますが、全身黒ずくめになってしまうと喪服のイメージを与えてしまうため注意が必要です。もし黒いバッグを選ぶ場合は、ビジューやラメが付いているなど、華やかさのあるデザインのものを選び、ドレスや靴は明るい色を合わせるようにしましょう。
④デザインは?ブランドロゴや殺生を連想させるものはNG
デザインは、シンプルで上品なものを選びましょう。
派手すぎるデザインや、一目でブランドものだと分かる大きなロゴが入ったバッグは、品位に欠ける印象を与えてしまう可能性があります。ブランドのバッグを持つ場合でも、ロゴは控えめなものを選ぶのが賢明です。
また、キャラクターものや奇抜なデザインも、フォーマルな場にはふさわしくありません。
⑤サブバッグは必要?スマートな持ち運び方
「パーティーバッグだけじゃ荷物が収まらない!」という方も多いですよね。そんな時に活躍するのがサブバッグです。
ただし、ここでも注意点が。紙袋やエコバッグをサブバッグ代わりにするのは絶対にNGです。安っぽく見えてしまい、せっかくのドレスアップが台無しになってしまいます。
サブバッグを選ぶなら、メインのバッグと色味を合わせた、光沢のあるサテン生地やレース素材の小ぶりなトートバッグなどがおすすめです。会場に着いたら、サブバッグはクロークに預け、披露宴会場にはパーティーバッグのみを持ち込むのがスマートなマナーです。
また、より詳しくバッグのマナーについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【一覧表で早わかり】結婚式バッグのOK・NGライン
これまでのポイントを、分かりやすく一覧表にまとめました。バッグ選びに迷ったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
項目 | OK例 | NG例 |
---|---|---|
大きさ | ご祝儀袋やスマホなどが入る小ぶりなもの(クラッチ、ハンドバッグ) | A4サイズが入るような大きなもの、トートバッグ、リュック |
素材 | サテン、シルク、レース、エナメル、ビーズ、スパンコールなど | ファー、アニマル柄(革製品含む)、綿、麻、デニム、ビニール |
色 | ベージュ、ゴールド、シルバー、ネイビーなど上品な色。華やかなデザインなら黒も可。 | 全身黒になる組み合わせ、白(花嫁の色) |
デザイン | シンプルで上品なもの、小ぶりなリボンやビジュー付きのもの | 大きなブランドロゴ、キャラクターもの、奇抜なデザイン |
サブバッグ | 光沢のある上品な素材の小ぶりなトートバッグ | 紙袋、ショップバッグ、エコバッグ |
【立場別】おすすめ結婚式バッグの選び方
参加する立場によっても、ふさわしいバッグは少しずつ変わってきます。ここでは、それぞれの立場に合わせたバッグ選びのポイントを解説します。
友人の結婚式にゲストとして参加する場合
友人ゲストの場合は、基本的なマナーを守りつつ、少し華やかさやトレンド感を取り入れたバッグを選ぶのがおすすめです。
ビジューやパールがあしらわれたデザインや、少し個性的な形のクラッチバッグなども素敵ですね。ドレスの色と合わせてコーディネートを楽しんで、お祝いの席に華を添えましょう。
ただし、花嫁より目立ってしまうような派手すぎるデザインは禁物です。主役はあくまで新郎新婦ということを忘れずに。
親族として参加する場合
ご両親や兄弟姉妹、親戚として参加する場合は、ゲストを迎える立場でもあるため、よりフォーマルで格式高い装いが求められます。
バッグも、上質で落ち着いたデザインのものを選びましょう。色はブラック、ネイビー、ベージュなどが基本です。素材は、光沢を抑えたシルクや、高級感のあるサテンなどがおすすめ。デザインも奇をてらわず、シンプルでタイムレスなものが好印象です。
受付やスピーチを頼まれた場合
受付やスピーチ、余興などを頼まれた場合は、立ったり座ったり、移動したりすることが多くなります。
そのため、両手が空くショルダータイプや、持ち手がしっかりしたハンドバッグタイプが便利です。クラッチバッグも素敵ですが、進行表などを持ちながらだと少し不便に感じるかもしれません。
また、他のゲストの前に立つ機会も多いため、より一層マナーには気を配り、上品で控えめなデザインを選ぶようにしましょう。

せっかくのお呼ばれバッグ、保管方法も大切です。万が一のカビ対策はこちらの記事で詳しく解説しています!
結婚式のバッグに関するよくある質問(Q&A)
お客様からよく寄せられる質問にお答えします!
Q. どうしても荷物が多い場合はどうすればいい?
A. 上品なサブバッグを活用し、クロークに預けましょう。
遠方からの参加で着替えがあったり、赤ちゃん連れで荷物が多くなったりすることもありますよね。その場合は、先ほどご紹介したようなフォーマルなサブバッグに必要なものをまとめ、会場に到着したらすぐにクロークに預けましょう。披露宴会場には、パーティーバッグだけを持って入るのがスマートです。
Q. 黒いバッグでも大丈夫?
A. デザインとコーディネート次第でOKです。
お葬式を連想させないよう、サテンやエナメルなど光沢のある素材や、ビジューやパール、ラメなどがあしらわれた華やかなデザインの黒バッグを選びましょう。また、ドレスや羽織もの、靴などに明るい色を取り入れ、全身が暗い印象にならないようにコーディネートすることが大切です。
Q. ブランドのロゴが入ったバッグはNG?
A. 大きなロゴや、一目でブランドと分かるデザインは避けるのが無難です。
ブランドのバッグがすべてNGというわけではありませんが、結婚式はブランドをアピールする場ではありません。あくまで主役は新郎新婦です。もしブランドのバッグを持つのであれば、ロゴが小さく控えめなデザインのものを選びましょう。
Q. バッグがなくて困った!どこで用意できる?
A. 購入する以外に、「レンタル」という賢い選択肢があります!
「この日のためにバッグを買うのはもったいない…」「手持ちのドレスに合うバッグがない…」そんなお悩み、ありますよね?そんな時に、ぜひ検討してほしいのがレンタルサービスです。次の章で詳しくご紹介しますね!
おしゃれでマナーも完璧!おすすめパーティバッグの探し方
いざパーティーバッグを用意しようと思っても、どこで探せばいいか迷いますよね。購入するのも一つの手ですが、実はもっと賢い方法があるんです。
購入するならどこがいい?
デパートのフォーマルウェア売り場や、セレクトショップ、オンラインストアなどで購入できます。実際に手に取って素材感や大きさを確認したい方はデパート、たくさんのデザインから比較検討したい方はオンラインストアがおすすめです。ただし、一度しか使わない可能性を考えると、少しコストがかかるのがデメリットかもしれません。
【賢い選択】レンタルサービスを利用するメリット
そこで、私が自信をもっておすすめしたいのが「レンタルドレスサービス」の活用です!
バッグ単体はもちろん、ドレスやアクセサリーまでトータルコーディネートでレンタルできるので、統一感のある素敵な装いが簡単に完成します。何より、購入するよりもずっとリーズナブルに、トレンドのデザインや普段はなかなか手が出せないブランドバッグを試せるのが最大の魅力です。

レンタルって便利そう!クリーニングも不要なことが多いし、保管場所に困らないのも嬉しいポイントですね!
ここでは、私が厳選した、信頼できるおすすめのレンタルサービスを3つご紹介します。
①品揃えの豊富さで選ぶなら!【Cariru(カリル)】
4,000点以上という圧倒的な品揃えを誇るのが「Cariru」です。有名ブランドのドレスやバッグが豊富で、トレンドに敏感な20代〜30代の女性に特に人気。バッグだけでなく、ドレス、靴、アクセサリーまでトータルでレンタルできるので、コーディネートに自信がない方でも安心です。スマホ一つで簡単に、理想のスタイルが完成しますよ。
②手軽さと安さで選ぶなら!【ルクシュール】
「急な招待で時間がない!」「とにかく費用を抑えたい!」そんな方にぴったりなのが「ルクシュール」です。ドレス単品が5,980円からと非常にリーズナブル。14時までの注文で当日発送してくれるので、急ぎの時でも安心です。Amazon Payに対応しているので、面倒な会員登録なしで気軽にレンタルできるのも嬉しいポイントですね。
③安心感とサイズ展開で選ぶなら!【LULUTI(ルルティ)】
「LULUTI」は、なんとあのイオングループが運営するレンタルサービス。大手ならではのしっかりした商品管理と接客で、レンタルが初めての方でも安心して利用できます。サイズ展開がS〜5Lまでと非常に幅広いのも特徴で、マタニティドレスや親族向けの落ち着いたデザインも豊富に揃っています。幅広い年代の方におすすめできるサービスです。
まとめ:【知らないと恥をかく】結婚式のカバンのルール!基本マナーとNG例
いかがでしたか?結婚式のバッグ選びは、マナーさえ押さえれば決して難しいものではありません。最後に、今日のポイントをおさらいしましょう。
おさらいポイント
- ✔ バッグは「小さめ・上品な素材」が基本!
- ✔ ファーやアニマル柄は絶対に避けること。
- ✔ 荷物が多い時は、きれいめサブバッグをクロークへ。
- ✔ レンタルサービスを使えば、賢くおしゃれが楽しめる!
一番大切なのは、新郎新婦をお祝いする気持ちです。マナーを守った素敵な装いで、心から「おめでとう」を伝えてくださいね。
あなたの特別な一日が、最高の思い出になりますように。
コメント