「鞄のいたがき」のバッグ、気になっているけれど実際のところどうなんだろう…?
北海道生まれの本格レザーブランドとして知られていますが、「値段も高いし、買って後悔しないかな?」「自分にはまだ早いかも…」なんて、購入前にいろいろと考えてしまいますよね。
こんにちは!500種類以上のバッグをレビューしてきた、バッグコンシェルジュのYUIです。何を隠そう、私自身もいたがきさんの大ファンで、その哲学と製品に深く魅了されています。
この記事では、ネット上の口コミはもちろん、創業者・板垣英三氏の熱い想いや、素材への深いこだわりまで掘り下げ、「鞄のいたがき」がなぜ“一生もの”と呼ばれるのか、その真実に迫ります!
この記事を読めばわかること
- ✨ 本当の評判は? 良い口コミ・気になる口コミを徹底分析
- 👜 魂の物語。 創業者・板垣英三氏の哲学と製品に込められた想い
- 🌿 素材の真実。 なぜ「タンニンなめし革」にこだわり続けるのか
- 失敗しない選び方! 年代別・シーン別のおすすめモデル
この記事を読み終わる頃には、あなたにぴったりの「いたがきの鞄」が見つかり、単なる“モノ”ではない、人生の“パートナー”として迎え入れたくなっているはずですよ♪
そもそも「鞄のいたがき」とは?その哲学と歴史
「鞄のいたがき」は、1982年に創業者・板垣英三氏が北海道赤平市で興した革製品工房です。しかし、その物語は単なるブランドの歴史ではありません。一人の職人が生涯をかけて貫いた、ものづくりへの信念そのものなのです。
創業者・板垣英三の揺るぎない職人魂

職人魂。板垣英三の歩み 引用元:鞄いたがき公式サイト
15歳で鞄職人の道へ入った板垣英三氏。戦後の「作る人と使う人の顔が見える」時代と、その後の大量生産・大量消費の時代、その両方を経験しました。特に、旅行カバンメーカー「エース」で「サムソナイト」の開発・製造を手がけ、大量生産の第一人者となった経験は、彼に大きな問いを投げかけます。
『妥協はするな!まねはするな!革は隅から隅まで大事に使え!』
効率化の中で失われゆく本物の技術と素材の価値。その想いは、47歳での独立という決断につながります。「丁稚時代に出会ったタンニンなめし革の素晴らしさを、多くの人に知ってほしい」。その一心で、彼は自らの理想を追求する場所として「鞄いたがき」を創業したのです。
その功績は、平成三十年春の叙勲において『旭日単光章』を受章したことからも伺えます。まさに、日本のものづくりを体現した職人でした。

自然と共生する工房「ガーデン・エコファクトリー」

ガーデン・エコファクトリー 引用元:鞄いたがき公式サイト
いたがきのものづくりの精神は、赤平本店である工房にも表れています。石油を使わず太陽熱を利用した暖房、屋上緑化など、自然環境に配慮した「ガーデン・エコファクトリー」は、まさにブランドの姿勢そのもの。
ショールームにいると、工房から職人たちの使う金槌の音「トン・ト・トン」が聞こえてくるそうです。作り手の存在を身近に感じられる…こんな素敵な空間から、あの温かみのある製品が生まれているんですね。
鞄のいたがきのリアルな評判・口コミを徹底調査!
では、実際に「鞄のいたがき」を使っている人たちはどう感じているのでしょうか?楽天市場などのレビューサイトから、リアルな声をピックアップしてみました。
良い評判・口コミ
やはり「品質の高さ」と「長く使える丈夫さ」を絶賛する声が圧倒的に多かったです。
さすが”いたがき”
いたがき製品は、これで3つめです。(中略)使えば使うほど馴染んでくる”いたがき”。まだ、使い始めて間もないですが、これから月日を重ねるたびに良い感じになってくる事と楽しみにしています。(引用元:楽天市場)
素晴らしい鞄です
レザーも良いものを使用していますし、何よりも丁寧な作りです。鞄は使い捨て、と割り切って使っている自分ですが、これはきちんと手入れして一生使いたい。そんなバッグです。(引用元:楽天市場)
気になる評判・口コミ(人によってはデメリットかも?)
一方で、こんな意見も見られました。これは製品の欠点ではなく、本物のタンニンなめし革ならではの特徴と言えます。
ソフトと言っても頑丈タイプ
いたがきバックは2つ目ですが、丈夫なので気に入っています。今回のはもう少しやわらかいのをイメージしてましたが結構がっちりタイプでした。(引用元:楽天市場)
そう、使い始めは「硬い」と感じるかもしれません。しかし、それこそが、何十年という歳月に耐えうる堅牢さの証。使い込むほどに持ち主に寄り添うように馴染んでいく、その変化こそが最大の魅力なのです。
バッグコンシェルジュが語る!いたがきの鞄が愛される理由
なぜ「鞄のいたがき」はこれほどまでに人々を魅了するのか?その核心に、より深く迫ります。
1. 魂の素材「タンニンなめし革」への絶対的なこだわり
いたがきの全ては、この革から始まります。化学薬品を使う「クロームなめし」が主流の現代において、あえて植物の渋(タンニン)だけで、約2ヶ月もの時間をかけてじっくりとなめす伝統製法にこだわり続けています。
これは、肌目から芯までタンニンが浸透し、収縮が少なく非常に丈夫な革を作るため。そして、土に還ることができる、環境に優しい素材だからです。
こだわりの革の仕入れ先:栃木レザーとマズア社
その品質を支えるのが、国内外の優れたタンナー(なめし業者)です。創業以来、国内最高峰と名高い「栃木レザー社」の革を使用。さらに、ベルギー王室御用達でもある老舗「タンナリー・マズア社」からも、美しい発色の革を仕入れています。
『いい製品はいい素材から』という信念のもと、革の品質に一切の妥協はありません。

2. “革を育てる”という、唯一無二の体験
タンニンなめし革の最大の魅力は「エイジング(経年変化)」です。新品の状態はまだ赤ちゃんの肌のよう。毎日触れ、クリームで手入れをすることで、色艶は深まり、革は柔らかく、そして強くなっていきます。
傷やシミさえも、持ち主と共に過ごした時間の証として刻まれ、世界に一つだけの鞄へと「成長」していくのです。この「育てる喜び」こそ、いたがきの製品が提供する最高の価値と言えるでしょう。
3. 世代を超えて受け継がれる「普遍的なデザイン」と「圧倒的な丈夫さ」
いたがきのデザインは、とてもシンプルで飽きのこないものばかり。これは、一過性の流行ではなく、長く愛用してもらうことを前提としているからです。
財布の内装にも革を贅沢に使い、鞄はもう一手間かけて使いやすさを追求する。そして、修理することを想定して作られているため、万が一の時も安心。親子三代で使えると言われるほどの堅牢性は、こうした見えない部分のこだわりから生まれています。
【レディース・メンズ別】鞄のいたがき人気モデルをご紹介!
ここでは特に人気の高いモデルをいくつかピックアップしてご紹介します!
レディースに人気のバッグ
M501 タウンショルダー
巾着型が可愛らしい、いたがきの中でも特に人気の高いショルダーバッグです。見た目はコンパクトですが、マチがしっかりあるので長財布やポーチなど、お出かけに必要なものはきちんと収納できます。柔らかい革の質感が体に優しくフィットしますよ。
E560 タウンボストン
創業当初から愛され続けるロングセラーモデル。ファスナーが大きく開くので、荷物の出し入れがとってもスムーズです。「ここまで使い勝手のいい鞄は無い」という絶賛の口コミも。きちんと感があるので、お仕事バッグとしてもおすすめです。
メンズに人気のバッグ
E920 鞍 ショルダー 中
いたがき創業の心が宿る、まさにブランドの「代表作」。馬具の鞍の美しいフォルムを、57個もの細かな革パーツを組み上げて再現した芸術品です。長財布や手帳など日常の必需品がしっかり収まる絶妙なサイズ感。大きすぎないため、性別を問わずお使いいただけ、特に女性にもおすすめです。職人の技術の粋を集めて作られた立体的なフォルムは、持つ人の所有感を満たしてくれます。

E559 サイドハンドルポーチ
財布やスマートフォンなど、必要最低限の荷物をスマートに持ち運べるセカンドバッグ。スーツスタイルにもカジュアルスタイルにも合わせやすい、洗練されたデザインが魅力です。プレゼントとしても非常に人気が高い逸品ですね。
毎日使いたい革小物・財布
E175 プレイング束入れ
シンプルながら収納力に優れた長財布。いたがきの革の良さを毎日手元で感じることができます。カードポケットやお札入れの使いやすさも計算されており、リピーターが非常に多い定番モデルです。
E160 ドル入付札入れ
コンパクト派に人気のラウンドファスナー付き二つ折り財布。楽天市場でも人気商品です。ズボンのポケットにも収まりやすいサイズ感ながら、しっかりとした作りで長く愛用できます。
鞄のいたがきはどこで買える?直営店一覧
いたがきの製品は、ぜひ一度実物を手に取っていただきたいです。革の香り、重み、ステッチの緻密さを感じれば、その価値がきっとわかるはず。
直営店は全国に6店舗。職人の息遣いまで感じられる赤平本店をはじめ、それぞれがブランドの世界観を体感できる空間です。
- 赤平本店 (北海道赤平市)
- 京王プラザホテル札幌店 (北海道札幌市)
- 新千歳空港クラフトスタジオ店 (北海道千歳市)
- 京王プラザホテル新宿店 (東京都新宿区)
- 中部国際空港セントレア店 (愛知県常滑市)
- 京都御池店 (京都府京都市)
お近くに店舗がない場合は、公式オンラインストアや、楽天ポイントも活用できる「鞄いたがき楽天公式ショップ」が便利です。
まとめ:鞄のいたがきは、あなたと共に歴史を刻む「人生の相棒」
いかがでしたか?創業者・板垣英三氏の情熱から、素材、工房、そして製品に至るまで、すべてが一貫した哲学で結ばれているのが「鞄のいたがき」です。
この記事のポイント
- 👍 評判は本物! 創業者の哲学が宿る、圧倒的な品質と信頼性。
- 🌿 素材が命。 栃木レザーなど最高級のタンニンなめし革だけを使用。
- 👜 製品は”作品”。 世代を超えて使えるよう、修理まで想定して作られている。
- ✨ ただの鞄ではない。 あなただけの歴史を刻み、共に成長する「人生の相棒」。
鞄のいたがきは、単なるファッションアイテムではありません。それは、作り手の魂と、使い手の人生が交差する物語。あなたも、自分だけの物語を紡ぐ最高のパートナーを見つけてみませんか?
あなたの人生に寄り添う、
特別な「一生もの」を今、見つけませんか?
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