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ロンシャンの角に穴が…|修理は100均グッズで自分でできる?プロに頼む?

ロンシャンの角に穴が…|修理は100均グッズで自分でできる?プロに頼む?
ロンシャンの角に穴が…|修理は100均グッズで自分でできる?プロに頼む?
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軽くて丈夫、デザインも豊富で、通勤からマザーズバッグまで大活躍のロンシャン「ル・プリアージュ」。毎日使っているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、ふと気づくと「あれ…?バッグの角が白くなってる…」
さらに使い続けると、「え!?ついに角に穴が開いちゃった…!」

お気に入りだっただけに、そのショックは大きいですよね。「もう寿命なのかな…」と捨てることを考えてしまうかもしれません。

待って!そのロンシャン、まだ捨てないで!

ロンシャンの角の穴は、「寿命のサイン」ではなく「修理のサイン」です。

  • プロに頼むといくら?
  • 「ロンシャン専用の角補修キット」(約2,890円)を見つけたけど、自分でできる?
  • 100均の補修シートでの応急処置は危険?

この記事では、ロンシャンの角擦れ・穴あきに悩むあなたのために、現実的な修理の選択肢を徹底比較。「プロ修理」と「セルフ修理(応急処置〜上級者DIY)」の料金、難易度、リスクを解説します。

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ショック!ロンシャンの「角」はなぜ破れやすいのか?

「私の使い方が悪かったのかな?」と落ち込む必要はありません。実は、ル・プリアージュが「角から破れやすい」のには、そのデザインと素材に明確な理由があるのです。

 ロンシャンの角が擦れて白くなっているビフォー写真

  • 理由1:生地の特性と底板のないデザイン
    最大の魅力である「軽さ」「薄さ」は、摩擦に対する耐久性とトレードオフ。さらに底板がないため、荷物の重さがすべて「角」の四隅に集中し、集中的に擦れてしまいます。
  • 理由2:折りたたみ構造
    小さく折りたためるデザインゆえに、常に「同じ箇所」が外側に突出し、ダメージが蓄積しやすい構造になっています。

結論:ロンシャンの「角の穴」は避けられない宿命。

つまり、ロンシャンの「角の穴あき」は、その軽量で便利なデザインと引き換えに起こる、いわば「避けられない宿命」なのです。

【徹底比較】ロンシャンの角穴修理、選択肢は3つ

実際に角が擦れたり、穴が開いたりしたら、どうすればよいのでしょうか。主な選択肢は3つあります。それぞれの料金、難易度、リスクを比較してみましょう。

  1. 【公式】ロンシャン正規店に依頼する
  2. 【上級者DIY】「専用キット」で自分で修理する
  3. 【本命】プロの修理専門店(宅配)に依頼する

(※100均の補修シートなど、簡単な「応急処置」のリスクについては後述します)

選択肢1:【公式】ロンシャン正規店(ブティック)

まずはロンシャンのブティック(正規店)に修理を依頼する方法です。
この方法が一番安心で確実な修理方法です。

ロンシャン公式より

【ロンシャンの製品の修理について】
最寄りの店舗にご連絡、または購入証明書をお持ちの上、ご来店いただくことをお勧めします。
修理の可否を含めた詳細は、店舗で製品を拝見したうえでご案内いたします。

→ 公式サイトで最寄りの店舗を探す

  • メリット:公式の安心感。
  • デメリット:料金が割高になる傾向。修理は本国フランスで行われる場合、納期が数ヶ月(2〜3ヶ月以上)かかることも。
  • 注意点:「購入証明書」が必要な場合や、古いモデルは「修理不可」と断られるケースもあります。

選択肢2:【上級者DIY】「ロンシャン専用 角補修キット」

「プロに頼むほどではないけど、100均シールは嫌だ」という器用な方のために、ロンシャン専用の「角補修キット」(約2,890円)も販売されています。

これは、擦り切れた四隅に「革(レザー)」のパッドを自分で縫い付けるキットです。安価に高級感のある補強ができる、非常に魅力的な商品に見えますが、その使用方法には極めて高いハードルがあります。

ロンシャン専用 角補修キット (約2,890円)

穴あき・角擦れを補強するレザーパッド4枚と、縫い付け用の錐(きり)、糸、指ぬきなどがセットになったDIYキット。

安価に革当て補強ができ、見た目の高級感もアップします。ただし、使用には「バッグの解体」と「高い縫製スキル」が必須です。

専用キットでの修理工程

このキットの商品説明に記載されている「使用方法」は、以下の通りです。

ロンシャンの角をキットで補修したビフォーアフター

  1. バッグを裏返し、底面の縫い目を慎重に解体
  2. 4つの補強した革部分を直角に合わせて配置
  3. 裏返して元の縁革を再縫い付け
  4. (硬い角は付属の革錐で下穴あけが必要)

【重要】このキットは「裁縫上級者」向けです

  • 「底面の縫い目を解体」し、「元の通りに再縫製する」という作業は、ミシンや手縫いの経験が豊富な方でないと非常に困難です。
  • 付属の「錐(きり)」で下穴を開ける際など、少しでも焦ったり、力を入れすぎたりすると、バッグ本体のナイロン生地を突き破り、取り返しのつかない破損につながる危険があります。
  • 商品ページにも「縫製スキルが必要」「施工困難な方は購入をお控えください」「作業中にバッグが破損しても当店は責任を負いかねます」と明記されています。

「安く済ませよう」とした結果、お気に入りのロンシャンを完全に壊してしまうリスクがある、ハイリスク・ハイリターンな商品と言えます。

【NG例】100均(ダイソー・セリア)の「ナイロン補修シール」

「お金をかけたくない」「もう寿命だと思って捨てるつもりだった」という場合のみ、100均アイテムでの応急処置という手があります。

ダイソーやセリアで販売されている「ナイロン補修シート(シールタイプ)」を使用する方法です。本来はダウンジャケットやテントの補修に使われるもので、縫わずに貼るだけで穴を塞げます。

ダイソーのナイロン補修シート

100均補修シートを使った手順

  1. ほつれ処理:穴から出ている糸をハサミで綺麗にカットします。
  2. カット:補修シートを穴より少し大きめにカットします。この時、角を丸く切るのが剥がれにくくするコツです。
  3. 貼り付け:汚れを拭き取り、シワにならないように貼り付けます。

【注意】あくまで「継ぎ接ぎ(つぎはぎ)」です

  • 見た目:バッグの色と完全に同じシートを見つけるのは困難です。「貼った感」が出てしまい、高級感は損なわれます。
  • リスク:シートの強力な粘着剤がバッグに残ると、後から「やっぱりプロに頼みたい」と思った時に、粘着剤除去のために修理を断られる(または追加料金がかかる)可能性があります。

「プロに頼むほどではないけれど、穴が開いたまま使うのは恥ずかしい」という場合の、最終手段として考えてください。

  • 選択肢3:プロの修理専門店

    「セルフ修理は自信がない」「正規店では断られた、または高すぎる・遅すぎる」
    そんな方に一番おすすめなのが、ブランドバッグの修理実績が豊富な「宅配修理専門店」です。

    中でも、創業80年、国家資格者が在籍する「REPAIR-SHOP HIRAISHIYA」は、ルイ・ヴィトン修理専門で培った高い技術力があり、ロンシャンのようなデリケートな素材の修理も安心して任せられます。

     

    プロの修理技術 ビフォーアフター(革の角擦れ)

    ※画像は革製品の角擦れ修理例です。

    このように、擦り切れてしまった角(ビフォー)も、プロの技術(アフター)でここまでキレイに蘇ります。

    • メリット:正規店より安価で早い。往復送料無料・無料見積もりで、修理のプロに写真を送るだけで相談可能。ヴィトン専門の高い技術力で、メーカー修理不可の案件にも対応できる場合がある。
    • デメリット:特になし。まずは無料見積もりで料金と修理方法を確認できるため、リスクがありません。
    • 修理方法例:
      (穴が小の場合)バッグを解体し、内側から当て布とミシンで補強。
      (穴が大の場合)外側から似たナイロン生地や革で「角当て(コーナーパッチ)」を作成し、四隅を補強。
    REPAIR-SHOP HIRAISHIYA

    創業80年、国家資格者が在籍する信頼と実績の修理専門店。ルイ・ヴィトン修理で培った高い技術力で、ロンシャンはもちろん、エルメス、グッチなど他ハイブランドの修理にも対応。

    メーカーで断られた難しい修理も、革の染め替えやクリーニングも可能です。往復送料無料・見積もり無料で、安心して大切なバッグを任せられます。

ロンシャンの角を破らないために!今すぐできる「予防策」

無事に修理が終わったら、または「まだ角が白くなってきただけ」という方は、これ以上ダメージを進行させないための「予防(養生)」が非常に重要です。
ロンシャンの角の穴は「避けられない宿命」と書きましたが、正しい予防策をとることで、その「宿命」を大幅に遅らせることができます。

ロンシャンに底板やバッグインバッグを入れた状態

「底板」や「バッグインバッグ」が角を守る鍵!

対策1:【必須】底板(バッグインバッグ)を入れる

ロンシャンの角を守るために、最も効果的で、最も簡単な対策がこれです。

ロンシャンにバッグインバッグ

専用の「底板」や、底板が一体になった「バッグインバッグ」を入れることで、荷物の重さが底面全体に分散されます。これにより、バッグの四隅に重さが集中するのを防ぎ、角が直接地面と擦れるのを劇的に軽減できます。
さらに、バッグの型崩れを防いで自立させてくれる、荷物を整理整頓できる、といったメリットしかありません。ロンシャンを買ったら、修理が終わったら、まず最初に入れるべき必須アイテムです。

ロンシャンにピッタリなバッグインバッグが気になる方はこちらの記事がおすすめです▼
【プロ厳選】ロンシャンに合うバッグインバッグ決定版!後悔しない選び方

対策2:公式推奨のお手入れと、防水スプレーでの保護

日頃のお手入れと保護も、生地の耐久性を保つ上で重要です。

ロンシャン公式:ナイロン・ファブリックバッグのお手入れ方法

  1. ぬるま湯の石鹸水に浸した柔らかく清潔な布を固く絞り、バッグを優しく拭いてください。ミンクオイルやレザーローション、家庭用洗剤、化学製品が含まれている物を使用しないでください。
  2. ハンドルを下にして風通しのいい場所で乾燥させてください。
  3. 年に数回の頻度でこのお手入れを行ってください。

公式のお手入れに加え、「防水スプレー」での保護も効果的です。防水スプレーには生地の表面をコーティングし、「摩擦を軽減する」効果も期待できます。
より詳しい汚れの落とし方やケア方法は、以下の記事でも解説しています。
【完全版】ロンシャンの洗い方と汚れの落とし方|自宅ケアで黒ずみ・臭い・角スレを撃退!


Collonil(コロニル)ウォーターストップ
【予防策】Collonil(コロニル)ウォーターストップ 2,200円

デリケートなブランドバッグのケア用品として、世界中で愛用されているドイツ「コロニル」社の定番防水スプレー。

ナイロン、レザー、テキスタイルなど様々な素材に対応。強力な撥水効果で汚れを防ぎつつ、摩擦軽減も期待できます。ロンシャンのようなコンビ素材にも最適です。

まとめ:ロンシャンの角の穴は修理可能!まずは無料見積もりを

ロンシャンの角の穴を修理する3つの選択肢と、予防策を解説してきました。

あなたに合う修理方法は?
  • 【公式】に頼む:
    購入証明書があり、数ヶ月待てる方。純正にこだわるならこれ一択。
  • 【自分で】直す(DIY・100均):
    「失敗してバッグがダメになっても後悔しない」という覚悟がある方。100均はあくまで一時的な応急処置です。
  • 【プロ】に頼む(HIRAISHIYA):
    「確実・安心・早い」を選びたい全ての方。
    往復送料無料で見積もりだけ取ることも可能なので、リスクゼロで相談できます。

自己流の修理で失敗して、「やっぱり直せなかった…」と後悔する前に。
大切なロンシャンを長く使い続けるためにも、まずはリスクゼロの「無料見積もり」で、プロの提案を聞いてみるのが最も賢明な選択です。

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