、ゴルフを楽しむ上で、キャディバッグを宅急便で送る機会は多いもの。しかし、「フードカバーを含めた高さは?」「10型はサイズオーバーにならない?」といった疑問や、「輸送中のクラブ破損」といった不安は尽きません。
特に、宅配便の料金区分(180サイズや200サイズ)を間違えると、想定外の追加料金が発生することもあります。また、新しいキャディバッグを選ぶ際も、9型(インチ)と10型(インチ)のわずかな違いが、クラブの出し入れやすさや持ち運びの負担に大きく影響します。
この記事では、ゴルフバッグの専門知識に基づき、キャディバッグの正しいサイズの測り方から、送料を抑えるための梱包のコツ、そして後悔しないキャディバッグのサイズ選びまで、アフィリエイトで人気の売れ筋商品を交えながら徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたのキャディバッグに関するすべての不安が解消し、最適なアイテム選びと安全な輸送が可能になります。
✅ この記事で分かる3つの重要ポイント
- 1. 【送料節約】ゴルフ宅急便でサイズオーバーしない「3辺合計」の正しい測り方と料金の目安
- 2. 【破損防止】大切なクラブを守るプロ級の梱包術とトラベルカバーの選び方
- 3. 【後悔しない】あなたに最適な9型・10型キャディバッグの見極め方とメリット
I. 【送料を抑える!】ゴルフ宅急便のサイズ測り方と料金の目安

I. 【送料を抑える!】宅急便のサイズ測り方と料金の目安
ゴルフ宅急便の料金は、キャディバッグの「3辺(高さ・幅・奥行き)の合計サイズ」で決まります。正確にサイズを測り、適切な料金区分で発送することが、余計な費用を抑える最大のポイントです。特に「9型だから〇〇サイズ」と決め打ちせず、必ず実測しましょう。
1. 宅急便の「3辺合計」の正しい測り方
宅配業者がキャディバッグのサイズを測る際、最も間違いやすいのが「どこからどこまでを測るか」という点です。集荷担当者や受付窓口での計測と、自分で測ったサイズに差が出ないよう、以下の鉄則を守ってください。
⚠️ サイズ測定の鉄則
- 【高さ】:フードカバーを装着した状態で、地面(底面)からバッグの最も高い部分までを測ります。フードカバーを無理に潰して測ってはいけません。
- 【幅・奥行き】:バッグを立てた状態で、サイドポケットや持ち手などの突起物を含め、最も広い部分を測ります。ポケットに荷物をパンパンに入れると、この幅が広がりサイズオーバーの原因になります。
- 【キャスター】:キャスター付きのバッグは、キャスターの高さも含めて「高さ」として計測します。
- 【合計】:高さ(cm) + 幅(cm) + 奥行き(cm) の合計値で料金区分が決まります。
2. サイズ別料金目安と9型・10型のサイズ区分
主要な宅配業者(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便)では、ゴルフバッグ専用の「ゴルフ宅急便」や「ゴルフ・スキーゆうパック」といったサービスがありますが、基本的には3辺合計のサイズで料金が区分されます。
| サイズ区分 | 3辺合計(目安) | 目安となるキャディバッグ | 料金への影響 |
|---|---|---|---|
| 160サイズ | 〜160cm以内 | 小型スタンドバッグ、ハーフセット用バッグ | 最も低料金。フルセットは難しい。 |
| 180サイズ | 161cm〜180cm | 一般的な9型(46インチ対応)のカートバッグ | 最も多いサイズ。料金も標準的。 |
| 200サイズ | 181cm〜200cm | 大型10型・ツアーバッグ、キャスター付きのトラベルケース | 料金が高くなる。事前に確認必須。 |
【特に注意!】
9型バッグでも、ポケットに荷物をパンパンに詰めたり、フードカバーを付けた状態で測ると、幅・奥行きが膨らみ、簡単に180サイズを超えて200サイズに上がってしまうことがあります。荷物はできるだけ減らし、スリムな状態に梱包することを心がけましょう。逆に、10型でも荷物を最小限にし、スリムなトラベルカバーを使えば180サイズに収まるケースもあります。
3. ゴルフ宅急便の利用方法(いつ・どうやって送る?)
キャディバッグのサイズと料金目安がわかったところで、次に「ゴルフ宅急便」サービスの具体的な利用方法を解説します。これは、重くてかさばるキャディバッグを、自宅や職場からゴルフ場・ホテルへ事前に配送してくれるサービスで、プレー当日に手ぶらで移動できるため非常に便利です。
主要3社のサービス比較
一般的に「ゴルフ宅急便」はヤマト運輸のサービス名ですが、佐川急便(飛脚宅配便)や日本郵便(ゴルフゆうパック)も同様のサービスを提供しています。それぞれに特徴があります。
| 比較項目 | ヤマト運輸 (ゴルフ宅急便) | 佐川急便 (飛脚宅配便) | 日本郵便 (ゴルフゆうパック) |
|---|---|---|---|
| サイズ特例 | 120サイズ超は140サイズ料金適用が多い | 専用カバー利用で140サイズ扱いが多い | 120サイズ超は140サイズ料金適用が多い |
| 往復割引 | あり(120円割引) | なし | あり(120円割引) |
| コンビニ発送 | 可能 (セブンイレブン, ファミマ等) | 不可 | 可能 (ローソン, ミニストップ等) |
| 持ち込み割引 | あり(100円割引) | あり(100円割引) | あり(120円割引) |
いつまでに送ればいい?(重要)
最も重要なのが発送のタイミングです。これを間違えるとプレー当日に間に合わなくなってしまいます。
- 基本(本州・四国・九州): プレー日の「2日前」までに発送手続きをします。これにより、プレー日の「前日」にゴルフ場へ到着します。(例:日曜プレーなら、金曜発送)
- 推奨(より安全): 万が一の遅延(天候、交通事情など)に備え、プレー日の「3日前」に発送すると安心です。
- 遠方(北海道・沖縄・離島): プレー日の「3日〜4日前」の発送が必要です。必ず事前に各社の「お届け日数検索」で確認してください。
⚠️ コンビニ発送の注意点
コンビニから発送する場合、店舗の集荷が1日1回(午後など)で、集荷のタイミングによっては翌日扱いになることがあります。営業所や集荷で送るよりも「プラス1日」余裕を持つようにしましょう。
発送方法と「往復便」の活用
発送方法は「集荷に来てもらう」「営業所・郵便局へ持ち込む」「コンビニへ持ち込む」の3つが基本です。重いバッグを運ぶ必要がない「集荷依頼」が最も簡単でおすすめです。
また、ヤマト運輸や日本郵便では「往復便」の利用が便利です。行きの伝票(自宅 → ゴルフ場)と、帰りの伝票(ゴルフ場 → 自宅)を同時に発行でき、料金も「往復割引」が適用されます。プレー終了後は、フロントで帰りの伝票を渡すだけで発送手続きが完了します。
II. 【破損防止】キャディバッグを安全に送るための万全な梱包術
宅配便でゴルフバッグを送る際、最も避けたいのがクラブのシャフト折れやヘッドの傷です。ゴルフ宅急便には補償があるとはいえ、大切なギアが壊れてしまっては元も子もありません。運送会社に依頼する前の「ひと手間」で、ギアをしっかり守りましょう。
1. クラブの破損を防ぐ「ヘッド・シャフト保護」のプロ技(ステップバイステップ)
輸送中の破損の多くは、バッグ内でクラブが動き、衝撃でヘッドやシャフトの付け根に負担がかかることで起こります。以下の手順で対策しましょう。
- Step 1: ヘッドの個別保護
ドライバーやウッドなど、ヘッドが大きく傷つきやすいクラブは、まずヘッドカバーを装着します。その上からさらに、タオルや厚手のエアキャップ(プチプチ)で個別にグルグル巻きにし、輪ゴムやテープで固定します。アイアンセットは、アイアンカバーを装着するか、タオルを巻いてヘッド同士がぶつかる「カチャカチャ音」を防ぎます。 - Step 2: クラブの結束と固定
バッグ内でクラブがバラバラに動かないよう、クラブ全体を1つの束にします。バッグの口径部にタオルや新聞紙を巻いて束ね、バッグの口径部に固定します。これにより、バッグ内でのクラブの横揺れや飛び出しを防ぎます。 - Step 3: 隙間を埋める
バッグの口径の隙間、特にヘッドが集中する上部に、余ったタオルや衣類、緩衝材などを詰め込み、クラブが動かないように完全に固定します。 - Step 4: フードカバーの装着
すべてのクラブが収まったら、フードカバーをしっかりと装着します。この時、長尺ドライバーの先端がフードを突き破ったり、異常に膨らんだりしていないかを確認します。
2. バッグ全体をカバーする「トラベルケース」の選び方
まず大前提として、ゴルフ宅急便ではキャディバッグを裸のままでは発送できません。配送伝票を貼るスペースがなく、バッグ本体やクラブが汚損・破損するリスクが高いためです。
安全に輸送するには、キャディバッグ全体を覆う「トラベルケース(トラベルカバー)」の利用が必須です。トラベルケースには「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」があります。
| タイプ | 特徴・メリット | デメリット | 用途 |
|---|---|---|---|
| ソフトタイプ | 軽量で折りたためる。安価。伝票ポケット付きが多い。キャスター付きモデルもある。 | 衝撃吸収性は低く、破損リスクは残る。 | 国内のゴルフ宅急便、車での持ち運び、汚れ防止。 |
| ハードタイプ | 外からの衝撃に圧倒的に強い。キャスター付きが多い。 | 重い、かさばる、高価。保管場所が必要。 | 飛行機での輸送、海外ゴルフ、高額クラブの保護。 |
国内のゴルフ宅急便で送る場合、ヤマト運輸や佐川急便では専用の簡易カバー(有料)も用意されていますが、汚れ防止が主目的です。衝撃から守るためには、やはり自前のトラベルカバー、特にクッション性のあるソフトケースが推奨されます。
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トラベルカバーは輸送中の破損防止だけでなく、汚れ防止にも役立ちます。特に汚れが目立ちやすい「白いバッグ」をお持ちの方は、こちらの記事で黄ばみ対策やお手入れ方法もぜひご覧ください。
【売れ筋No.1】おすすめトラベルカバー(コスパ重視)
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3. 【破損防止の最終兵器】スティッフアーム(バッグボーン)の活用
それでもドライバーの破損が心配な方には、「スティッフアーム(バッグボーン)」という専用の保護具がおすすめです。これは、キャディバッグの中に差し込む伸縮性の突っ張り棒のようなもので、ドライバーよりわずかに長く設定することで、外部からの垂直方向の衝撃をすべてこの棒が受け止め、クラブヘッドが圧迫されるのを防ぎます。
III. 後悔しない!9型・10型キャディバッグの選び方とサイズ比較 📏
キャディバッグのサイズは「口径」と「高さ」で決まりますが、特に口径の9型(9インチ)と10型(10インチ)の選択は、プレーの快適さに直結します。
あわせて読みたい:キャディバッグのポリウレタン劣化とエナメル補修!愛用品を甦らせる秘訣
新しいバッグを選ぶ前に、今お持ちのバッグが「劣化」でボロボロになっていませんか?買い替えの前に、愛用品を復活させる補修テクニックもチェックしてみてください。
1. 口径サイズの基本:9型は小さい?
「9型は小さい?」という疑問を持つ方は多いですが、9型(口径約23cm)は、フルセット(14本)を収納できる標準的なサイズであり、日本の一般的なゴルファーに最も普及しています。小さすぎることは決してありません。
これより大きい10型(口径約25cm)は、収納力と使い勝手の快適性を極めた「ゆとりサイズ」と言えます。このわずか2cmの差が、クラブの出し入れのしやすさに大きな影響を与えます。
| 比較項目 | 9型(9インチ) | 10型(10インチ) |
|---|---|---|
| 推奨クラブ本数 | 10〜14本(標準) | 14本+予備(余裕あり) |
| クラブの出し入れ | 標準的(クラブ同士が絡むことも) | 非常にスムーズ(太いグリップでも絡みにくい) |
| 持ち運びやすさ | 軽量で扱いやすい(約2.5kg〜4.5kg) | 重量がある(約4.5kg〜6.0kg) |
| 口枠の分割 | 5分割・6分割が多い | 6分割や14分割(フルセパレート)など多機能 |
| 適したゴルファー | アベレージゴルファー、女性、徒歩での移動が多い方、車がコンパクトな方 | 競技志向、プロ、荷物が多い人、クラブの保護を最優先する人 |
2. 【9型】おすすめの標準サイズモデル:軽量と利便性の両立
9型は、機能性と軽量性のバランスが最も優れているサイズです。特に、セルフプレーで担ぐことが多い方、車への積み下ろしを楽にしたい方、ゴルフ宅急便の料金を抑えたい方におすすめです。
【価格】20,790円~
幅広い、ゴルファーに支持される、知名度抜群の定番スポーティーモデルです。9.0型・約3.1kgという軽量性と安定性を両立したスペックが魅力。カートへの積み下ろしや練習場への持ち運びが非常に楽になります。ポリエステルと合成皮革を組み合わせた飽きのこないデザインで、機能性とコストパフォーマンスのバランスが非常に高い人気モデルです。
【価格】57,750円~
デザインと機能性を高い次元で両立させた、おしゃれなゴルファーの「定番」モデルです。(ブリーフィングの詳しい評判や芸能人の愛用情報はこちら!)9.5型ながら約3.5kgとスタンドタイプとしては標準的な重量。耐久性抜群のコーデュラナイロン素材を使用し、長く愛用できます。保冷機能付きポケットなど収納も多彩で、5分割の口枠は底まで仕切りがあり、クラブが絡みにくいのも大きなメリットです。
3. 【10型】おすすめのツアー・大容量モデル:使いやすさを極める
10型は、プロや競技志向のゴルファーに愛用される大容量モデルです。クラブの出し入れの際のストレスをなくしたい、ボールやウェア、レインウェアなどすべての荷物を入れたいという方に最適です。
【価格】29,500円~
松山英樹プロも使用する「スリクソン」ブランドの、10型大口径モデルです。最大のメリットは、10型なのに約3.5kgという驚異的な軽さ。ツアーモデルの「収納力」と「クラブの出し入れのスムーズさ」を持ちながら、持ち運びの負担を大幅に軽減しています。クラブが絡まるストレスから解放されたい、でも重いバッグは嫌だという方に最適な人気モデルです。
IV. まとめ:キャディバッグのサイズと梱包の最終チェックリスト ✅
キャディバッグのサイズ測定と梱包、そして新しいバッグ選びに関する重要ポイントをまとめます。このチェックリストを活用して、輸送時のトラブルを避け、後悔のないゴルフライフを送りましょう。
⛳️ キャディバッグに関する最終確認
- 1. 【測定】フードカバーとキャスター込みの3辺合計が180cm以内かを確認したか?(超える場合は200サイズを想定)
- 2. 【梱包】クラブヘッドとシャフトをエアキャップやタオルで個別保護し、隙間を埋めたか?
- 3. 【宅配】破損防止のためトラベルカバーやスティッフアームの利用を検討したか?
- 4. 【購入】クラブの出し入れやすさを重視するなら10型、持ち運び(軽量性)を重視するなら9型を選んだか?
キャディバッグは高額なクラブセットを保護する重要なアイテムであり、宅配便で送る際の「サイズ」と「梱包」は、安心・安全なゴルフには欠かせません。この記事で紹介したトラベルカバーや、最適なサイズのキャディバッグを、ぜひチェックしてみてください。
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