お子様の大切な「両家顔合わせ」。50代・60代の母親として、どのような服装やバッグで臨めば良いか、悩んでいませんか?
「上品に見せたいけれど、地味すぎたり派手すぎたりしないか不安」「相手の家族に失礼のない、TPOに合った服装が知りたい」「黒のワンピースでも大丈夫?」「バッグはどんなブランドを選べばいい?」
両家が初めて正式に揃う大切な日だからこそ、服装や持ち物には細心の注意を払いたいものです。特に50代・60代の母親は、品格とTPOをわきまえた装いが求められます。
この記事では、50代・60代の母親が顔合わせで失敗しないための服装マナー、年代別の選び方、バッグや小物のルール、さらにはおすすめのアイテムまで、徹底的に解説します。
各サイトで「セレモニースーツ」や「フォーマルバッグ」をチェックして、大切な日に備えましょう。
- ✔ 50代・60代の母親にふさわしい「服装の基本マナー」
- ✔ 年代別(50代・60代)の服装選びのポイント
- ✔ 季節別(春夏・秋冬)のおすすめコーデ
- ✔ 品格を上げる「バッグ」の選び方とマナー
- ✔ 絶対に避けたい「NGな服装・バッグ」の具体例
【服装編】50代・60代母親の顔合わせ基本マナー

顔合わせの服装、基本は「セミフォーマル」
顔合わせの服装で最も大切なのは、両家の「格」を合わせることです。 どちらか一方がフォーマルで、もう一方がカジュアルだと、気まずい雰囲気になってしまいます。
事前に子供たちを通じて、相手の親がどのような服装で来るのか(和装か洋装か、フォーマル度はどれくらいか)をすり合わせておきましょう。
一般的に、母親の服装は「セミフォーマル(準礼装)」または「スマートカジュアル」が基本です。
- ホテル・高級料亭: 最も格式が高くなります。「セミフォーマル」を意識し、上品なワンピースやセットアップ、アンサンブルが最適です。
- レストラン・カジュアルな料亭: 少しリラックスした「スマートカジュアル」でも問題ありません。ただし、清潔感のあるキレイめなブラウス+スカートや、シンプルなワンピースを選びましょう。
【年代別】50代・60代で意識したいポイント
同じ母親でも、年代によって似合うスタイルや求められる雰囲気は少し異なります。
- 50代の母親:上品さの中に「程よい華やかさ」を
まだ若々しさも残る50代は、地味にまとまりすぎないよう注意が必要です。ネイビーやグレーなどの定番色を選ぶ場合も、素材感やアクセサリーで「控えめな華やかさ」をプラスしましょう。ベージュやペールピンク、ライトブルーなど、顔色を明るく見せる色もおすすめです。
- 60代の母親:落ち着きと「洗練された品格」を重視
60代は、「品格」と「落ち着き」がキーワード。奇をてらわず、上質な素材とシンプルなデザインで洗練された装いを心がけましょう。体のラインを拾いすぎない、ゆとりのあるシルエットが上品です。ネイビーやダークグレー、モカブラウンなど、シックな色合いが知的な印象を与えます。
おすすめの服装スタイルと厳選アイテム
具体的にどのような服装が良いのでしょうか。定番のスタイルと、オンラインで購入できるおすすめのアイテムをご紹介します。
1. ワンピース(ジャケット・アンサンブル)
最も間違いのない定番スタイルです。座敷に上がる可能性も考慮し、丈は必ず「ひざ下」を選びましょう。ロング丈(ミモレ丈〜くるぶし丈)は、より上品で落ち着いた印象を与えます。ノースリーブの場合は、必ずジャケットやカーディガンを羽織るのがマナーです。
顔合わせ、七五三、入学式など、あらゆるセレモニーで活躍する王道のネイビーアンサンブルです。
柔らかなプリーツが特徴のワンピースは、座った時も膝が隠れる安心のロング丈。ジャケットを羽織れば、これ一着で完璧なフォーマルスタイルが完成します。上品なデザインと体型カバーを両立しており、特に50代・60代の母親に「これを選べば間違いない」という安心感を与えてくれます。
2. セットアップ(スカート・パンツ)
ブラウスとスカート(またはパンツ)がセットになったスタイルです。ワンピースよりも動きやすく、特にパンツスタイルは活動的な印象を与えます。顔合わせの後も、トップスとボトムスを別々に着回せるため、コストパフォーマンスを重視する方にも人気です。ただし、カジュアルになりすぎないよう、素材はツイードやとろみ感のある上質なものを選びましょう。
大切な顔合わせの場にふさわしい、品質にこだわった「完全日本製」のパンツスーツです。
まず、生地は日本製の「モナルーチェ」を使用。タテヨコに程よく伸びるストレッチ性があり、会食で長時間座っていても疲れにくいのが最大の魅力です。 さらに、体型カバーを計算したペプラムデザインが、気になるお腹周りを優雅に隠してくれます。
ネット通販の安価なスーツとは一線を画す、しっかりとした生地感と日本国内縫製による仕立ての良さが、50代・60代の母親に求められる「品格」を完璧に演出します。顔合わせから卒業式、お宮参りまで、この一着で自信を持って臨めます。
色選びのポイント|おすすめの色とNGな色
服装の色は、顔合わせの場の雰囲気と、母親としての品格を左右する重要な要素です。
✅ おすすめの色
- ネイビー: 最も知的で上品な印象。失敗のない定番色。
- ベージュ: 優しく温かみのある印象。顔色が明るく見える。
- グレー: 上品で控えめ。アクセサリーが映える。
- パステルカラー: 春夏の顔合わせなら、淡いピンクやブルーも華やかで◎。
🚫 注意が必要な色
- 真っ黒: 喪服を連想させるため、避けるのが無難。もし着る場合は、アクセサリーやバッグで華やかさを足し、お祝いの席であることを示す工夫を。
- 真っ白: 花嫁の色とされています。白っぽい服装は避けましょう。ベージュやアイボリーはOKです。
- ビビッドカラー: 派手な赤、オレンジ、蛍光色など。主役より目立ってしまい、相手に威圧感を与えるためNG。
【季節別】おすすめコーディネート
服装に季節感を取り入れると、より洗練された印象になります。
- 🌸 春・夏 (3月〜8月)
シフォンやレースなど、涼しげで軽やかな素材がおすすめです。色はベージュ、ライトグレー、ペールピンク、ライトブルーなど、明るい色を選ぶと季節感が出ます。ただし、夏でも冷房対策とフォーマル感のために、薄手のジャケットやカーディガンは必須です。
- 🍂 秋・冬 (9月〜2月)
ツイードやウールなど、高級感と温かみのある素材が適しています。色はネイビー、グレー、モカブラウン、ボルドーなど、シックで落ち着いた色が季節にマッチします。ストッキングは黒でも構いませんが、厚すぎるタイツはカジュアルに見えるため避けましょう。
⚠️ これはNG!顔合わせで避けるべき服装・アイテム
良かれと思って選んだ服装が、実はマナー違反ということも。以下のアイテムは避けましょう。
- カジュアルすぎる服: デニム、Tシャツ、スウェット、パーカー。
- 露出が多い服: ミニスカート、ノースリーブ(羽織りなし)、胸元の大きく開いた服。
- 派手な柄物: アニマル柄(ヒョウ柄など)、大きすぎる花柄、奇抜な柄。
- カジュアルな靴: スニーカー、サンダル、ミュール、ブーツ。必ずヒールが低くても良いのでパンプスを選び、素足はNGです。
- 強すぎる香水: 食事の席では香りが強すぎると迷惑になります。つけるならごく少量に。
【バッグ・小物編】顔合わせの選び方とマナー

服装が完璧でも、バッグがちぐはぐでは台無しです。バッグは「サブ」ではなく、コーディネートを完成させる重要なアイテムです。
バッグ選びの基本マナー(サイズ・色・素材)
顔合わせのバッグは、「小ぶりで上品、自立するもの」が鉄則です。
- サイズ: A4サイズより小さい、小ぶりなハンドバッグがベスト。大きすぎると野暮ったく見えます。床や椅子に置いたときに自立するデザインが品良く見えます。
- 色: 服装に合わせやすい、黒、ネイビー、ベージュ、グレーなどのベーシックカラーが万能です。
- 素材: 上質なレザー(本革・合皮)が最もフォーマル。光沢を抑えた布製もOKです。
「黒のバッグ」は失礼にあたる?
結論から言うと、黒のバッグはマナー違反ではありません。 ただし、「服装もバッグも靴も全身真っ黒」になると、まるでお葬式のような印象を与えてしまいます。
黒のバッグを持つ場合は、服装をネイビーやベージュにするか、黒い服装なら明るい色のコサージュやアクセサリーをつけ、お祝いの席であることを明確にしましょう。
ブランドバッグはどこまでOK?【濱野皮革工藝】がおすすめ
ブランドのバッグを持つこと自体は問題ありません。しかし、「ブランドロゴが大きく目立つもの」は避けましょう。相手の家族に「見栄っ張り」「派手好き」といったマイナスイメージを与えかねません。
そこでおすすめしたいのが、日本の皇室御用達でもある「濱野皮革工藝(はまのひかくこうげい)」のバッグです。
これぞ「一生モノ」のフォーマルバッグ。日本の皇室から海外の王室まで愛される、濱野のフラッグシップモデルです。
ロゴで主張するのではなく、革の質、仕立ての良さ、美しいフォルムで品格を語るバッグです。顔合わせという大切な場において、これ以上ないほどの「信頼感」と「品性」を母親として演出できます。流行に左右されないデザインは、顔合わせの後も入学式、結婚式、そしてお子様の次の世代へと受け継いでいける逸品です。
※こちらは濱野皮革工藝の公式オンラインショップです。
⚠️ これはNG!顔合わせで避けるべきバッグ
服装と同様に、バッグにもNGなデザインがあります。
- カジュアルすぎるバッグ: リュック、トートバッグ、ショルダーバッグ(肩掛け)。
- カジュアルな素材: ナイロン、キャンバス(帆布)、デニム、ビニール。
- 派手なデザイン: 大きなブランドロゴ、アニマル柄、派手なスパンコールやスタッズ。
- くたびれたバッグ: どんなに良いものでも、傷や型崩れが目立つものは清潔感がなくNG。
【まとめ】上品な装いで素敵な顔合わせの1日を
50代・60代の母親の顔合わせの服装は、お子様たちの門出を祝う大切なセレモニーの一部です。 TPOやマナーを押さえることはもちろん重要ですが、それ以上に「お祝いの気持ち」と「相手家族への敬意」を服装で示すことが大切です。
地味すぎず、派手すぎず。ご自身の年代に合った品格と、清潔感を大切に、自信を持って臨める一着を選んでください。この記事が、あなたの「とっておきの一着」を見つける手助けになれば幸いです。
- ✔ 服装は「セミフォーマル」。両家の「格」は合っているか?
- ✔ 50代は「華やかさ」、60代は「品格」を意識したか?
- ✔ 色はネイビー、ベージュ、グレーが基本。全身真っ黒・真っ白は避けたか?
- ✔ バッグは「小ぶり・上品・自立」するか? ロゴが目立ちすぎないか?
- ✔ 靴はパンプスか? 素足やカジュアルな靴ではないか?
素敵な服装とバッグで、自信を持って当日を迎えましょう。




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